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冬季攻勢(とうきこうせい)とは、日中戦争中の1939年(昭和14年)12月上旬から1940年(昭和15年)2月頃までの間、中国のほぼ全戦線にわたって行われた中国国民革命軍の攻勢である。この攻勢の規模や中国軍の戦意は日本軍の予想を遥かに上回るものであった。支那派遣軍はこの攻勢に持ちこたえることはできたが、中国軍の抗戦意思と戦力が軽視できないものであると見直す結果になり、各地で反撃作戦を実施することになる。 == 攻勢の企図 == 中国軍は1939年(昭和14年)6月から第二期整訓〔軍隊の戦力を回復・向上させるための整理訓練。一整訓期間は半年。第一期整訓は1939年4月に完了し、これにあわせて四月攻勢を行っていた。〕を実施しており、11月に完了を1ヵ月繰り上げ、12月上旬からこれらの部隊を主体とした「冬季攻勢」を中国の全正面で一斉に決行した。整訓部隊は第2、第3、第5、第9戦区に加入して主攻撃を実行し、その他の戦区では現有兵力が11月末から欺瞞攻撃で牽制をおこなった。攻勢の重点は華中方面に指向され、揚子江下流の遮断や漢口など重要都市の奪還が目標とされた。攻勢の発動にあたり蒋介石は、日本軍が大規模な攻勢作戦を行わなくなった一方で、中国軍の整訓が完了したことを好機として「守を転じて攻となす」との訓令を全軍に与えて激励している〔『支那事変陸軍作戦(3)昭和十六年十二月まで』 93頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「冬季攻勢 (1939-1940年)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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